なにわ未来遺産フォーラムで主催、
エリーニ・ユネスコ協会後援の
親子で学ぶ大阪の歴史と味 のイベントのお手伝いをしました。
(あべのハルカス近鉄本店9Fのキッチンスタジオ)
「和食・日本人の伝統的な食文化」がユネスコ世界無形文化遺産に登録されていますが、
世界無形文化遺産は、和食をたべることや、出汁を飲むことが文化遺産なのではなく、
自然を尊び、収穫したものをお供えし、感謝するお祭りのあとで、
皆でお供えしたものをいただくことを由来としています。
日本人の生活からくる食文化によって世界の人に日本人の考え方、
生活ってこうなんですーっということを理解してもらうためのもので、
各国の食文化が登録されているのも、こうした相互理解を学びあうためのものです。
さて、和食のルーツは大阪
合わせ出汁の食文化がなければはじまりません。
今回の講座では、舞昆のこうはらで使われているエキスで
いろんな種類の佃煮をつくり、おにぎりにしていただきました。
ちくわ、とりにく、牛肉、貝、えび 野菜など、発酵だれで煮ると美味しい佃煮になり
おにぎりにしていただきました。
晴明丘小学校自然観察学習園で育てられた”なにわ伝統野菜 玉造黒門越瓜”から
玉造の歴史などを教えていただきました。
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参加された方の中にネパール人の方がいらっしゃって
ネパールではみつまたという植物を育てて
日本から学び、手すき和紙をつくられているそうです。
ネパールの和紙で作られた「大嘗祭起こし絵図」を拝見しました。
これは次の無形文化遺産となるであろう「日本の伝統技法」の建築様式の
元になるんだそうです。
楽しみです
SDGs 3.4.6.7.8.12.14.15